家なう


どうも私です。
やっとこさ東京に到着しました。豚汁をのんで白ごはんを食べてほっと一息です。やっぱ日本食サイコー‥‥‥‥‥‥

せっかくなんでバンクーバーでのトランジットの写真でものっけておきます。
アンカレッジからの飛行機はほぼ定刻どおり到着し、夜9時ごろバンクーバーへ。アンカレッジとは時差+1時間です。
アンカレッジであのごっついハンバーガーを食べたくせにここでもウェンディーズでハンバーガーを食べてしまい(しかもセット)、食べすぎで苦しすぎる夜を過ごしました。ポテトが油のせいか若干薬品っぽい風味がして吐き気がやばかったです。再び正露丸にすがる。
この日はそのまま空港内のベンチで就寝。横の方で寝てたアジア系の女性が何にイライラしてるのか何度もドッタンバッタン暴れるのでロクに寝れませんでした。
しかし飛行機の搭乗は翌日14時前なのでかなり時間があります。というわけでちょろっとだけバンクーバー市街へ。
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空港からはスカイトレイン?みたいな名前の電車に乗っていけます。この切符が90分有効とからしいのですが、買ったのが8時半ごろだったので10時が終わりってことかな?と思い、特にきっぷを入れなきゃいけない改札機みたいなのもなかったのでそのままふつーに往復乗ったんですが、これは正しい乗り方だったのでしょうか?もうちょいシンプルなシステムにしてくれや‥

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心なしかカナダはやっぱり日本人(ぽい人)が多いですね。あと建物がオシャレ。街のつくり的にはどこか日本的スケールを感じましたが、道にめっちゃガムの跡(黒いやつ)があって、若いホームレスがいる。

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バンクーバーのセブンでもポテチをかう。アメリカでは見なかった、lightly salted。おいしいけどレイズのいいところはしょっぱいところだからな‥あれだけで十分おつまみになる‥

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で、また電車で片道30分ほどを戻って空港へ。
寝る前にここまで書いて寝落ちしてました。久しぶりに暑くて湿気のある環境で寝たからか色々と悪夢を見ました。リアルなのほんとやめてほしい。

バンクーバーからは9時間のフライトですが時差ボケを意識して寝ないように頑張りました。おかげで映画を4本も観る。娚の一生、トレジャーハンタークミコ、ベイマックス、さいはてにて。ベイマックスは日本での宣伝の仕方とイメージが違いすぎて途中から酔ってました。
あとスカパラのアルバムが入っててびっくり!!さすがっす!!
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このブログはこれからもぼっちでどこかへ行ったらぽつぽつ何か書くと思うので残しておきます。なんか楽しいですねブログ書くの。
アラスカへ女一人で行く人の参考になればいいなとも思います。ならねえか。持ってる情報はなんでも流しますので気になる人がいたらコメントしてね♡
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読んでくれたりコメントしてくれたりしてありがとうございました!


帰国うぃる

どうも私です。
ついにこの時がやってきましたね。本来なら今日があと1ヶ月半先に来るはずだったことを思うと、なんとも言えない気持ちになります。

シトカで1日足止めをくらったおかげで、ジュノーではお土産屋さんを巡る程度の滞在になってしまいました。
メンデンホール氷河行きたかったよぉ・・・・・

時間がないと言っても朝9時にホステルを出なければならず、お店なんかが開くのは土曜日というのもあってお昼前とかのところがほとんどなので、スタバでのんびり。
スタバのくせにWi-Fiがなくて殺意が芽生えそうでした。ジュノーはフリーWi-Fi環境がいまいちでしたね、、サブウェイにもなかったし、、
その代わりお土産屋さんにあったりする。なんなんだ。
タクスモーカリーズやシャツカンパニー?や本屋さんを巡って色々買いました。スモークサーモンの詰め合わせみたいなのの箱がジュノーの税関?で開けられてました。大叔母さんのお土産にしようと思ってたのに‥
本屋さんは2件めぐって、動物のうんこと足跡がわかる本と、ビーバー村の昔の地形図を購入。運命感じました。
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うんこと足跡のサイズが測れるようになっています。うんこは測らねーか。

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市バスで空港まで移動して、アンカレッジへ。
これでアンカレッジ、フェアバンクス、シトカ、ジュノーの市バスを制覇しました。
しかしジュノーの街はほんとクルーズのお客さんばっかでしたね。

アンカレッジに着いてからはおなじみのベントプロップインホステルへ。晴れてるってすばらしい、、!!
で、翌日は特に予定もなかったので、レゾリューショナルパークやまたしてもお土産屋さんへ。
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キャプテンクックの像が海を見つめるようにして建っています。
すぐ近くのスノーシティカフェ、日曜日だけど開いてた、、地球に歩き方で休みって見た気がするんだけど気のせいかな、、
下の写真のベンチに座ってたら色んなことを考えたり思い出したりして死にたくなりました。なんとか関係を断てないもんかな。この先の人生であいつらの情報が一切入ってこないようにしたい(無理)

そしてダウンタウンをぶらぶら歩いてると、サンデーマーケットみたいな看板が出てたのでこれは!と思い行ってみるとフェアバンクスで行ったファーマーズマーケットみたいなのがやってました。心なしかジュエリー率が高いです。
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ポリネシアンなんとかと書いたお店でお昼を買って食べたんですが、これがめちゃくちゃ美味しかったです。左が甘辛い味付けの焼きそばみたいなので、右が豚肉とネギ?の塩炒めみたいなの。真ん中はごはん。塩胡椒味サイコー!!!
しかしこれを食べたあと猛烈に腹を下しました。近くに5番街モールがあるときにもよおしたからいいものの、そうじゃなかったらダウンタウンのど真ん中で爆死するところでした。
しかも吐き気まできたのでこれまじであかんやつちゃうか、、?と思いホステルに戻って正露丸(糖衣)を飲んでぐったり横になっていたら一命をとりとめました。正露丸パネェ‥‥ありがとう良い薬です‥‥

この日の夜、お母さんからのLINEでマッキンリーの名前が正式に「デナリ」に変更されることを知りました。
マッキンリーを3回見ることができた旅の最後に、その名前が「デナリ」に変わることが発表されるなんて、不思議な巡り合わせもあるもんだなあ、と思いました。
てかこの日から(?)オバマ大統領来てたんですね。なんという。大統領と入れ替わりですね。

で、今日は9時までがっつり寝てしまったものの、特にすることもないので外をウロウロ。しかし寒い。アンカレッジの今日の午後の天気予報は「強風」です。
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また別の公園でぼんやり海を眺めたり、酒屋さんで瓶ビールを1本買ったり。
ホステルに戻ってパッキングを済ませたら、早いですが空港へ。バスの運ちゃんがこないだ私を中国人と間違えてた人で、またニーハオと言われたのでアイムジャパニーズと訂正しておきました。
ディレーニーパークでウェルカムオバマのボードを持った人たちが集ってた。

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帰りはエアカナダです。航空券を無理矢理変更したため、バンクーバーで15時間ほどのトランジットがあります‥‥‥
しかも一旦荷物を受け取らないといけないっぽくて絶望。まあ自業自得ですね。



旅としてはかなり後悔の残る結果になってしまいましたが、アラスカさんとの初顔合わせ的にはまあまあだったかな、と思います。

来る前はアラスカっていう一つの国みたいなイメージを持ってたけど、てかそういう側面もなんとなくやっぱりあるんだけど、でもここはアメリカなんだなあということを実感することが多かったように思います。
初めての海外一人旅で初めての英語圏だったので、ブログにもぶちまけてた通り色々へこむことも多かったですが、滞在中のあらゆる手配を自分でやってみたのは結果的によかったと思います。
それもインターネットがここまで発達してなかったらできなかったんだろうなあと。いまはインターネットで仮想の旅というか、情報が溢れてるのもあって調べるだけで行った気になることがよくありますが(私はアラスカに来るにあたってそうなってました)、やっぱり実際に来てみるとその情報はあてになったりあてにならなかったりで、おもしろかったりつらかったり、これが旅ってもんか。と思ったりもしました。

あと、探検部で「前人未到」に憧れたこともありましたし、今でも憧れてないわけではないのですが、「事前情報ではこうだけど、本当にそうなのかどうかを自分の目で確かめる」ということもまあまあ面白いじゃない、と思いました。
ビーバー村の記事でも書きましたが、写真集なんかで見て美しすぎて逆にあんまり感動しない‥と思ってた風景を実際に目の当たりにしたときの気持ちは、なんとも筆舌に尽くしがたいものがありました。

色々落ち込んだり悩んだりすることの多かった1ヶ月ですが、いままでの人生の中で一番長い1ヶ月だったように思います。
まったく関係のない嫌なことを思い出したりして、このままここでグリズリーに食べられて死にたい・・・とか思ったりもしましたが、やっぱり、1年の猶予をもらったおかげで、しかもその間に憧れだったアラスカに来ることができて、まだ行きたいところやりたいこともあるし、まずは日本に帰って自分で生活できるようになろう、と考えることができました。
でもまあ今は休学という選択が正しかったかどうかは謎ですけどね。ちゃんと就職できたら正しいってことにしてもいいかな。

いざ帰るとなったらまだもうちょっといたいような気がして、ほんと自分何やねんって感じです。
とりあえず当面の夢は、アラスカで北極圏とバックカントリーに入ることと、アパラチアン・トレイルを歩くことで落ち着けたいとおもいます。


アラスカは色々すごいところだったぜ!
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ジュノーなう

どうも私です。
今朝はフェリー運行中止のメールが来るんじゃないかとびくびくしながら過ごしました。

市バスの時間ギリギリまで何度もメールチェックしてたのですがいっこうに来ないので、これは運行するやろとフェリーターミナルへ。
レインカバーレインウェアを街中でフル活用です。バス停に着いたらまさにバスが出るというところで、あわてて走ったらそばに停まってた病院のシャトルバス?がクラクションを鳴らして止めてくれました。人情。
汗だくで乗り込んで吐きそうになりながらもなんとかこらえて無事フェリーターミナルに出航約2時間前に着きました。早すぎ。
出航は12時だったので、フェリーに乗り込んでから売店でお昼になりそうなものを物色。安っぽいホットドッグにしましたが、安っぽくても味はウマい。
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今日は全く景色がよくなかったので、行きよりも動画や睡眠に没頭しました。
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で、ジュノーに着いてフェリーターミナルのインフォメーションでバス停の位置を聞こうとしたら、韓国人のおじさんがまたしても「ダウンタウンまで?送ってあげるよ!」と声をかけてくれるではありませんか。
おじさんだったので先日のおばさんのときよりはちょっと警戒しましたが、なんせけっこう雨が降っているのため、誘惑に負けてついていきました。誘拐されたりするとしたらそれも運命だろうと(失礼)。
結果的にはホステルまで送ってくれて、ただただ優しいおじさんでした。サランヘヨ‥

ジュノーのホステルは人は多いですが雰囲気がとても好きな感じです。玄関で靴を脱ぐっていうのがやっぱいいよね。
マネージャー?のジョーさんがめちゃくちゃいい人でした。「喋るの早すぎたりわかんないことあったら言ってね!ゆっくり喋るしグーグル翻訳もあるから!」と。日本語もほんのちょっとだけ喋ってました。
各人がなにかひとつ「お手伝い」をすることが条件なのですが、それで1泊12ドルっていうのはめちゃくちゃ安いですよね。ちなみに私の担当はドミトリーの掃除機かけです。絶対忘れる‥
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色々お土産とか目星をつけに行こうかと思ってたのですが、時間も時間だったので何か食べにいくことに。ハンガーオブザワーフ、君に決めた!
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ワサビサーモンバーガーという賭けに出ましたがまあまあ美味しかったです。アラスカンビールを飲みたい!と言って持ってきてもらったビールも美味でした。泡が一切ない状態で出てきてカルチャーショックをかんじる。てか一切年齢確認をされなかったんですがいくつに見えたんだろう‥
中ジョッキほどのサイズで完全に酔っ払ったので頑張ってシャワーを浴びたらすぐ寝たいとおもいます。

しかし、2日ほど履いたあと雨に濡れた靴下はおそろしく臭いな‥‥‥。

まだシトカなう

どうも私です。
東南部に来てからあまりいいことがありません。

シトカは一泊だけの滞在予定なので今日のフェリーでジュノーに戻るはずが、なんと海のコンディションが悪いということで運行中止になったのです。
昨日の記事で「明日から雨」と書きましたが、まさかここまでとは。

仕方ないのでもう一泊しようとホステルのオーナーに話をしにいって「あら~。残念ねえ。まあよくあることだからね!」と言われつつ、もう24ドルを払って、アラスカ猛禽類センターへ。電線にひっかかってケガをしたりした猛禽類が保護・治療されています。
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止まり木の上のほうにカサがあって、雨の多い東南部らしいですね。
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ちょっと12ドルは高いかなという気もなくはなかったのですが、彼らのために使ってもらえるならそれでいいやと思いました。エサをもらい続けるハクトウワシかわゆす。

なんせホステルが閉まっているあいだ8時間も時間がありますので、次はシェルドン・ジャクソン博物館へ。
小さいながらも展示はかなり充実しています。
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ここのヒッピーライクなおじさんが優しかったので、いまいち位置がわからなかった星野道夫さんのトーテムポールについて聞いてみるとYouTubeの動画を見せられつつ教えてくれました。地図上で見るとめっちゃ遠い。6キロとか余裕でしょとか思ったけど遠い。
天気予報は雨だったのですが、午前中は曇っていて降っても小雨程度だったので、なんだ降水確率が高くても降る量はこんなもんかと思ってそのまま歩いていきました。死亡フラグビンビンですね。
途中、昨日行ったマクドでお昼。こっちにきてから一度もレストラン的なのに入っていません。サーモンが食べたいです。でも入ってみてものすごく高かったりしたら嫌なので行けないのです。
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新製品のバターミルククリスプチキン。完全に名前につられました。

モスチキンみたいなチキンが挟まってるバーガーをがっついていると、外は雨足が段々強くなってきました。ここで撤退しとけばよかったものを、変な意地を張ってちっこい折り畳み傘をさしつつ星野道夫さんのトーテムポールがあるハリバットポイントなんとかに向けて歩き出しました。
結果としては雨は弱まるどころか風とともに勢いを増し、歩道は消え、ファイントラックのトレッキングパンツも水を含んで重くなるほどにずぶ濡れになり、もはや無事なのは顔面だけといった塩梅でした。
それでもこれを見つけられたときにはさすがに感無量、、、
看板や、他にトーテムポールがあるわけでもなく、ただぽつんと建っています。
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一番下が星野さん。彼が見つめる先は、今日はだいぶ荒涼としていますね。フェリー運行できないはずだわ。
しかも海岸近くまできたらものすごい風だし。台風が直撃する数時間前みたいな天気といえば分かりやすいでしょうか。
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帰りは雨と風が吹き込む絶妙の構造で微妙に私を濡らし続けるバス停に駆け込み、1時間に1本?の市バスに乗ってダウンタウンに戻りました。最初っからこうしとけばよかった。ほんとに。
それでもホステルが開くまであと2時間ぐらいあったので、ホステルそばの図書館へ。こぢんまりしてて居心地がさいこうです。Wi-Fiもあるし。マクドの時点であきらめてここへ来とけばよかったような、そう思いたくないような。
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もし明日もフェリー運行中止になっt、、、いや、、そんなことを考えるのはよそう、、、

シトカなう

どうも私です。
今日のホステルは人が少なくてとてもよろしいです。さっき同室のカナダ女子がウェットスーツみたいなのを着て友達と帰ってきました。

いつぞやの記事で「これからは人の不幸が好きな人には面白くないかもしれません」とか書きましたが、起こりました。不幸。不幸というか失態。

きのうの私はとても浮かれていましたね。
翌朝のフェリーは早いけどホテルから歩いて数分のところから乗れるし、初めてのホテルだし、思いっきりくつろいだろーと。市バスは時間的に終わってるだろうけど、まあ空港着いたらタクシーで行こーっととか考えてジュノー空港に降り立ったわけですよ。州都の国際空港なのにめっちゃ小さい空港でしたよ。
同様にインフォメーションセンターもすげえちっさかったけど、地図とか置いてあったのでもらっていこうとしたんですよ。ぱっと目に入ってきたのを手に取ったんですよ。

地球の歩き方などによって形成された私の頭の中のイメージは
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こう。これはダウンタウンだけの地図ですね。

が、その手に取った地図で私は久しぶりに絶望を味わいました。
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なんと実際の位置関係はこういうことだったのです。さっきの地図よりだいぶ広域になってるのはお分かりいただけますよね。
そう、私が上の地図でフェリーターミナルだと思っていたところはたしかに港ではあるのですが、クルーズ船などお高い船しか停まらない港だったのです。

空港に着き、翌朝行くフェリーターミナルとは真逆の方向に突き進み、ホステルなら3泊ぐらいできちゃうんじゃないかというホテルに泊まる。
私も奇襲型マゾを炸裂させるようになってきたな‥と先輩を思い、泣きながらタクシーに乗ったのは言うまでもありません。歩くと空港からダウンタウンまでは2時間ぐらいかかるし、この段階だとキャンセル料をとられるうえに宿泊費は返ってこない(たぶん)という状況ですから、そりゃタクシー代払うしかないです。
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ホテルはキングサイズのベッドでふっかふかで最高だったのですが、翌朝なんと4時のシャトルで空港まで行ってそっからタクシーでフェリーターミナルまで行かないといけないという事態に陥ったため、アラームをこれまた泣きながら3時過ぎにセットしました。
Wi-Fiの調子は悪いし、シャワーの位置はクソ高いし、色々と腹が立ってきたのですが悪いのは結局自分なので、せめてもと思い風呂上がりに全裸で部屋をウロウロしてやりました。

そんでまあ充血した目でぐったりしながらフェリーターミナルにたどり着いてチェックインし、ちょうど乗船ってぐらいのタイミングで空が赤くなってきました。
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ジュノー、シトカ間は片道48ドル。座席は自由です。いっぱいあります。窓もいっぱいあっていいかんじです。
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寒かったので、売店でコーヒーを買ってビスケットと一緒に朝ごはんとします。
ファストフードの飲みもんもそうだけど、コーヒーもセルフサービスだからカップに好きなだけ入れれるなんて最高ですよね。入れすぎるんですけど。

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動物は残念ながらカモメぐらいしか見れませんでしたが、ウトウトしたり外を眺めてぼーっとしたりして約5時間。シトカに到着です。

フェリーターミナルからダウンタウンのビジターセンターに行って荷物を預けようと思っていたのですが、窓口で移動手段を聞いたら今なら市バスを1時間待つかタクシーで行くかしかないと言われ悩んでいると、横の窓口にいたおばさんに「ちょっと待ってなさい!乗せてってあげるから!」と言われてめちゃくちゃびっくりしました。マジでこんなことあるもんなんかと。今思えば警戒心ゼロでどうかと思うのですがホイホイついて行ってしまいました。よいこはきをつけてね。
関係ないですがこのおばさんに「フィリピーノ?」と言われて絶句しました。どんだけ黒いんですかね今の私は。

朝ごはんがビスケットだった話をするとマクドに寄ってクォーターパウンダーのセットをおごってくれました。ど、どんだけ~~~。
日本にいたらクォーターパウンダーなんて絶対頼まないんですけどアメリカにいると食べてしまう不思議。こりゃアカン。ポテトは油のせいなのかなんなのか、食べたあとにスプライトを飲むと後味の悪さが加速します。日本のがおいしい。

ビジターセンターが改装中ということはウェブサイトで知っていたのですが、業務自体はやってるよ~みたいな文言を見たつもりで行ったらやってませんでした。近くの銀行で聞いても「やってるはずだよ」って言われたけどやってませんでした。
シトカに行く人は気をつけてください。
でかいほうの荷物をどうしようかと途方に暮れながらとりあえずホステルへ行くもまあやっぱり閉まっています。シトカインターナショナルホステルは夕方6時からでないとチェックインできないのです。
しゃあないので近くのなんか施設で荷物を預けれるところがないか聞いてみると、なんとそこのおばさんが「うちんちホステルのすぐそばだから、うちの物置に置いていいわよ!」と言ってくれるではありませんか。アメリカのおばさん優しすぎわろた。
好きなときに取りにおいでと言われ、ありがたく置かせてもらい、ふたりのおばさんとお別れしてすぐ近くのシトカ歴史国立公園?へ。トーテムポールがいっぱいあります。天気が最高に良かったのでトレイルを歩いていると木漏れ日なんかがとても綺麗でした。ちなみに東南部でこんな天気の日は稀だそうな。実際明日からずっと雨です。

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明日は雨だし、今日は色々あってやたら疲れてるしで、星野道夫さんのトーテムポールは諦めることに、、そもそも場所がグーグルマップに出てこないのでよくわからない、、、
6時になるまでお土産屋さんをうろうろしたり、スーパーにいったり、海沿いでぼーっとしたり‥
ぼーっとしかしてませんね。ちなみにシトカは街全体にWi-Fiが通ってると聞いたのもあってやって来たのですが(ネット中毒)、街のフリーWi-Fiが実際繋がるところは限られてました。はずれたところでは高校のフリーWi-Fi拾ったり。こっちに来てからずっとWi-Fi乞食。
あ、フェリーターミナルはジュノーにもシトカにもWi-Fiありませんでした。ショック。
ホステルのWi-Fiはサクサクで快適です。
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2階の共同ドミ。24ドル。
男女別だと29ドルだったかな?今晩はここは私と例のカナダ女子だけらしいのですが、彼女は11時を回ってもいっこうに帰ってきません。電気消していいかな‥


*おまけ*
アラスカポテチシリーズ。分厚くて、ちょっと手作りのポテチを彷彿とさせる。食べ応えはあるけどアラスカチップスと同じぐらい油っこい、、、
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アンカレッジ空港なう

どうも私です。
登山もしないのに登山用靴下と登山靴を履いているせいか足が毎日ムレムレで死にたいです。

ホステルのWi-Fiがゴミと化している中なんとか投稿したビーバー村の記事ですが、完全に夜のテンションで書いたのでなんか今(真昼間)に見るととても恥ずかしいです。いや本音なんだけど。
トップにくる記事を変えたいのもありますが、飛行機の搭乗まであと40分ぐらいあるので、なんか書きます。

あ、日本に帰る日をさらに早めたとかではないですよ。
今日からアラスカのインサイドパッセージとか呼ばれる東南部へいくのです。そしてこれまた陸路ではアクセスできないのです。
私がいくのはジュノーというアラスカの州都と、シトカという街です。シトカは星野道夫さんもよく訪れていたようで、彼のトーテムポールがあったりします。州都はアンカレッジではなくジュノーなんですね。

せっかくなので溜まってる写真を投下していきたいとおもいます。
おとといの早朝、フェアバンクスのナインスアベニューホステルを出て、アラスカ鉄道のフェアバンクス駅へ。このホステルでもアラスカに写真を撮りにきている男の人に会いました。いいねえ。私も帰ったらやっぱり一眼レフを買ってしまうと思います。もう二度と手を出さないって思ったはずなのに‥
オーナーさんは濃いめの大泉洋って感じでとっても気のいい人でした。

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私が乗ったのは当然ながら一番安いアドベンチャークラスです。それでもアンカレッジまで乗ったらたしか230ドルぐらいした。。
けどアドベンチャークラスでもちょっとだけ展望席みたいなのがあって、人が少ないのをいいことに途中からずっとここにいました。眺めいいんだもの。

いろんなところで乗車時間が長すぎて飽きる(フェアバンクス~アンカレッジだと11時間くらい)と聞いていたのですが、たしかにその言葉に嘘はありませんでした。
こんな景色が延々続くんです。これ見ながらぼーっとしてるっていうシチュエーションはものすごい贅沢ですけどね。
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なんとまあラッキーなことにアラスカ鉄道からもマッキンリーが見えてしまいました。マジで一生分の運を今回の旅で使い果たした気がします。
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で、アンカレッジでは最初に泊まったホステルと同じホステルへ。な、なつかしい、、
翌日はアラスカ動物園とアンカレッジ博物館へ。
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なんというか、たしかに地球の歩き方に書いていた通り森の中を散歩する感じでよかったんですが、もうちょい草とかちゃんと刈ってもええんちゃうかなと個人的には思いました。
とりあえずコヨーテかわいすぎわろた。(2枚目)

動物園へは無料のシャトルでダウンタウンから送迎してもらいました。夏の間はフリーシャトルがあるみたいですね。
ダウンタウンへ戻り、5番街モールのフードコートでお昼を食べます。バーガー系の比率が高いのなんのって。
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どうでもいいけどエスカレーターの位置関係が絶妙にイラつきます。
こう、下ったらそのままくるっと回ってまたすぐ下れるっていう日本みたいな配置じゃないんですよ。有楽町のビックカメラでもたまにこのモールみたいなエスカレーターの配置してあってすごいイライラしたの覚えてます。イライラの沸点が低すぎますね。

アンカレッジ博物館は学割がきいて10ドルで入れた!ここにきて初めて国際学生証を提示するっていう。。
内装がオシャレで展示もたっぷりで良い博物館でした。英語わからんので楽しさ半減してそうですが。
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クソでかいエレベーターに乗るだけでも行く価値があるとおもいますよ!


今日はジュノーに着いたらこの度初めてのふつうのホテルに泊まります。1人部屋!!ふう!!!
1ぱく1まん5せんえん、、、けどこのホテルがフェリー乗り場に近いの、、フェリーのチェックイン5時半(朝)だから、、ゆるして、、、


久方ぶりなう

どうも私です。
なぜか突然はてなブログのアプリがバグって更新できなくというかする気がなくなっていました。何度公開ボタンを押してもホーム画面に戻る悪夢。
というわけで、ホステルで中国ボーイと青春な一瞬を過ごしたことや、グラントと再び出かけてバプテストの教会に連れてってもらって色々感じたことは割愛します。とりあえず私が言いたいのはなんだかんだフェアバンクスならビリーズバックパッカーズホステル一択ってことです。おすすめ。

で、怒涛のフェアバンクス11泊をこなしたあとどうしていたかというと、フェアバンクスのもうちょい北、ユーコン川沿いにある、ビーバー村に行ってきました。
ビーバー村は、日本人のフランク安田さんという方によって始められた村です。私はこの村を廣川まさきさんの『ウーマン・アローン』という本を読んで初めて知ったのですが、新田次郎さんの『アラスカ物語』で彼の生涯は詳しく描かれているみたいですね。完全なノンフィクションではないみたいですが。
『アラスカ物語』のあらすじを借りてフランク安田さんとビーバー村について軽く説明すると、いろいろあって極北のポイントバローという村に住むようになった安田さんは、不漁の関係などでそこに住むことが厳しくなってきていたとき、舞い込んできた金探しの話に乗って新たな安住の地を見つけるとともに、その地に新しく村を築くため、エスキモーたちを率いてかなり長い時間をかけて大移動を成し遂げた、、、という感じです。まあ私のこんなざっくりしすぎた説明より『アラスカ物語』を読んでいただくことを強くおすすめします。

このビーバー村には現在、あい・アダムスさんというひとりの日本人女性が住んでいらっしゃいます。現地の方と結婚して、ツアーの仕事もこなしながら、つねに周りに広がる自然を相手にしながら生活しておられます。
テレビでも取り上げられたらしいのですが、それには触れないとして、、彼女がいたからこそ、私はビーバー村に行こうと決心することができました。

ビーバー村へは日曜日以外に1日1便飛んでいる定期便でしか行くことができません。(厳密に言えばユーコン川を降下か遡上すればそれでもアクセスできるけど)
フェアバンクスから往復で262ドル。ここにきて初のセスナに乗ることになりました。これもセスナの部類に入るよね?
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うっかり非常用扉みたいなのの横の席に座ってしまい、離陸前にパイロットのおっさんが色々説明してるときに非常時の話になって私のほうを見て「…お前いくつだ?」と聞いてきたので22と答えると「15ぐらいかと思ったけどそれならオッケー」と言われました。若く見られるよとは言われてたけどここまでとは。これなら日本に帰ったら2歳ぐらいはサバ読んでもいけますね。
そのおっさん、機体が安全圏に入ったからかなんなのか前も見ずノートみたいなのを広げてふつうに操縦桿から手を離してたのでちょっと死を覚悟しました。

1時間しないうちにビーバー村に到着!
着くとともに各家々への荷物が振り分けられていきます。写真など見たことなかったのですが、あいさんがどの人かはすぐにわかりました。
旦那さんのクリフさんや他の村人たちがバギーなどで帰っていったあと、あいさんと村を歩きながら軽く案内してもらいました。
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人口約40人とのことでしたが、想像していたよりも村感があって、ふつうにでっかい車とかも少ないながら走ってたりしてちょっとだけ意外でした。
もう3週間ほどテントを張って滞在してるという21歳の日本人のヒロくん(!)に挨拶したりして、2泊するロッジへ!こぢんまりしててとてもかわいいです。中もいいかんじ。なんとWi-Fiが使えるんですよ!!
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この日は着いたのが夕方ぐらいだったっていうのもあり、乾燥肉作りのお手伝い(足をひっぱっただけ)を少しだけさせてもらったり、バギーで犬を走らせに行ったりしてゆっくり。というかせかせかしてたときなんて一度もありませんねこの旅で。
スモークハウスが本格的ですごい。
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翌日は、午前中は雑誌やアラスカ物語を読んで過ごす。ビーバー村で読了した‥!!ユーコン川に面したピクニックテーブルに座ってゆっくり読み終えることができたのはものすごく嬉しかったです。
ちょうど読み終わったぐらいにあいさんとヒロくんが呼びにきたので、一緒に安田さんが住んでいたお家、当時の交易所を見学しにいきました。お家は2年前ぐらいに屋根が崩れてしまったそうな‥
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そのあとはまたゆっくりしたり、子犬(!!!)とたわむれたり、いいにおいを嗅いだり。
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この美味しいのをいただいたあとはオプションとしてボートで川へ。ユーコン処女をさりげなく失っていますがエンジンつきなのでノーカンでお願いします。
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魚とるやつ。
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クマが怒り狂って荒らしたという跡。
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ビーバーのおうち。
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ハクトウワシの巣。
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あったかい紅茶をいただきつつの子犬on膝、、!!!

で、翌日は夕方4時ごろの飛行機だったので、それまでまたのんびり。またバギーに乗せてもらったりしつつ、、バギーすごすぎ、、、砂利道とか坂道とかグリグリ進んでいける、、、
お昼を過ぎてチナ温泉からのツアーのお客さんがきてました。
私も当初は日帰りツアーに参加しようと思っていたのですが、2泊とはいえ本当に泊まってよかったと思います。ビーバー村にきて、あいさんたちと3日間接することで、これからのことについて色々なことをずっと考えました。答えは出ませんでしたが。
ただ、とにかく、フランク安田さんが昔にこの村を築いて、あいさんがこの村に今住んでいるということがうれしかったです。


あと、行き帰りのセスナから無限に思えるほどの広がりをもつアラスカの大地を見ていて、自分がいままで写真や映像で見てなんとなく嘘くさく感じていた自然はまったく嘘なんかではなくて、ここに存在してたんだ、ということを自分の目で確かめることができたことをとても嬉しく思いました。

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ビーバー村に関しては色んな人に知ってほしいけど、私の言葉では私の言いたいことがうまく伝えられそうにありません。
無理な話かもしれませんが、アラスカに行くことがあれば、ぜひ1泊以上の滞在で訪れてほしい場所です。

ちなみに、ビーバー村を訪れる人の中には、そこに自分も住みたいと思って来る人もいなくはないそうです。
私は、これを読んだ人にビーバー村に住みたいと思ってほしいわけでも、ビーバー村のような環境での暮らしに憧れてほしいわけでもありません。そう思うかどうかはもちろん自由ですが、私はただ、このような日本とアラスカの不思議な繋がりについてを少しでも伝えたかっただけなのです。