帰国うぃる

どうも私です。
ついにこの時がやってきましたね。本来なら今日があと1ヶ月半先に来るはずだったことを思うと、なんとも言えない気持ちになります。

シトカで1日足止めをくらったおかげで、ジュノーではお土産屋さんを巡る程度の滞在になってしまいました。
メンデンホール氷河行きたかったよぉ・・・・・

時間がないと言っても朝9時にホステルを出なければならず、お店なんかが開くのは土曜日というのもあってお昼前とかのところがほとんどなので、スタバでのんびり。
スタバのくせにWi-Fiがなくて殺意が芽生えそうでした。ジュノーはフリーWi-Fi環境がいまいちでしたね、、サブウェイにもなかったし、、
その代わりお土産屋さんにあったりする。なんなんだ。
タクスモーカリーズやシャツカンパニー?や本屋さんを巡って色々買いました。スモークサーモンの詰め合わせみたいなのの箱がジュノーの税関?で開けられてました。大叔母さんのお土産にしようと思ってたのに‥
本屋さんは2件めぐって、動物のうんこと足跡がわかる本と、ビーバー村の昔の地形図を購入。運命感じました。
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うんこと足跡のサイズが測れるようになっています。うんこは測らねーか。

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市バスで空港まで移動して、アンカレッジへ。
これでアンカレッジ、フェアバンクス、シトカ、ジュノーの市バスを制覇しました。
しかしジュノーの街はほんとクルーズのお客さんばっかでしたね。

アンカレッジに着いてからはおなじみのベントプロップインホステルへ。晴れてるってすばらしい、、!!
で、翌日は特に予定もなかったので、レゾリューショナルパークやまたしてもお土産屋さんへ。
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キャプテンクックの像が海を見つめるようにして建っています。
すぐ近くのスノーシティカフェ、日曜日だけど開いてた、、地球に歩き方で休みって見た気がするんだけど気のせいかな、、
下の写真のベンチに座ってたら色んなことを考えたり思い出したりして死にたくなりました。なんとか関係を断てないもんかな。この先の人生であいつらの情報が一切入ってこないようにしたい(無理)

そしてダウンタウンをぶらぶら歩いてると、サンデーマーケットみたいな看板が出てたのでこれは!と思い行ってみるとフェアバンクスで行ったファーマーズマーケットみたいなのがやってました。心なしかジュエリー率が高いです。
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ポリネシアンなんとかと書いたお店でお昼を買って食べたんですが、これがめちゃくちゃ美味しかったです。左が甘辛い味付けの焼きそばみたいなので、右が豚肉とネギ?の塩炒めみたいなの。真ん中はごはん。塩胡椒味サイコー!!!
しかしこれを食べたあと猛烈に腹を下しました。近くに5番街モールがあるときにもよおしたからいいものの、そうじゃなかったらダウンタウンのど真ん中で爆死するところでした。
しかも吐き気まできたのでこれまじであかんやつちゃうか、、?と思いホステルに戻って正露丸(糖衣)を飲んでぐったり横になっていたら一命をとりとめました。正露丸パネェ‥‥ありがとう良い薬です‥‥

この日の夜、お母さんからのLINEでマッキンリーの名前が正式に「デナリ」に変更されることを知りました。
マッキンリーを3回見ることができた旅の最後に、その名前が「デナリ」に変わることが発表されるなんて、不思議な巡り合わせもあるもんだなあ、と思いました。
てかこの日から(?)オバマ大統領来てたんですね。なんという。大統領と入れ替わりですね。

で、今日は9時までがっつり寝てしまったものの、特にすることもないので外をウロウロ。しかし寒い。アンカレッジの今日の午後の天気予報は「強風」です。
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また別の公園でぼんやり海を眺めたり、酒屋さんで瓶ビールを1本買ったり。
ホステルに戻ってパッキングを済ませたら、早いですが空港へ。バスの運ちゃんがこないだ私を中国人と間違えてた人で、またニーハオと言われたのでアイムジャパニーズと訂正しておきました。
ディレーニーパークでウェルカムオバマのボードを持った人たちが集ってた。

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帰りはエアカナダです。航空券を無理矢理変更したため、バンクーバーで15時間ほどのトランジットがあります‥‥‥
しかも一旦荷物を受け取らないといけないっぽくて絶望。まあ自業自得ですね。



旅としてはかなり後悔の残る結果になってしまいましたが、アラスカさんとの初顔合わせ的にはまあまあだったかな、と思います。

来る前はアラスカっていう一つの国みたいなイメージを持ってたけど、てかそういう側面もなんとなくやっぱりあるんだけど、でもここはアメリカなんだなあということを実感することが多かったように思います。
初めての海外一人旅で初めての英語圏だったので、ブログにもぶちまけてた通り色々へこむことも多かったですが、滞在中のあらゆる手配を自分でやってみたのは結果的によかったと思います。
それもインターネットがここまで発達してなかったらできなかったんだろうなあと。いまはインターネットで仮想の旅というか、情報が溢れてるのもあって調べるだけで行った気になることがよくありますが(私はアラスカに来るにあたってそうなってました)、やっぱり実際に来てみるとその情報はあてになったりあてにならなかったりで、おもしろかったりつらかったり、これが旅ってもんか。と思ったりもしました。

あと、探検部で「前人未到」に憧れたこともありましたし、今でも憧れてないわけではないのですが、「事前情報ではこうだけど、本当にそうなのかどうかを自分の目で確かめる」ということもまあまあ面白いじゃない、と思いました。
ビーバー村の記事でも書きましたが、写真集なんかで見て美しすぎて逆にあんまり感動しない‥と思ってた風景を実際に目の当たりにしたときの気持ちは、なんとも筆舌に尽くしがたいものがありました。

色々落ち込んだり悩んだりすることの多かった1ヶ月ですが、いままでの人生の中で一番長い1ヶ月だったように思います。
まったく関係のない嫌なことを思い出したりして、このままここでグリズリーに食べられて死にたい・・・とか思ったりもしましたが、やっぱり、1年の猶予をもらったおかげで、しかもその間に憧れだったアラスカに来ることができて、まだ行きたいところやりたいこともあるし、まずは日本に帰って自分で生活できるようになろう、と考えることができました。
でもまあ今は休学という選択が正しかったかどうかは謎ですけどね。ちゃんと就職できたら正しいってことにしてもいいかな。

いざ帰るとなったらまだもうちょっといたいような気がして、ほんと自分何やねんって感じです。
とりあえず当面の夢は、アラスカで北極圏とバックカントリーに入ることと、アパラチアン・トレイルを歩くことで落ち着けたいとおもいます。


アラスカは色々すごいところだったぜ!
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