アンカレッジなう

どうも私です。

各便の遅れもなく、乗り換えもぜんぶスムーズにいって無事アンカレッジのホステルまでたどり着きました!8人部屋の女性ドミトリーなんですが、他の人がまったくいない(荷物は6人分ぐらいある)のでアラスカでも物理的ぼっちを強いられています。

せっかくなんで写真載せていこうかな!
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韓国は仁川空港に降り立ち、2時間半ほどのトランジット。さっそく搭乗ゲートが変更になっていたものの、ビビりまくってアンテナをビンビンに張っていたのでこのトラップにはひっかかりませんでした。なめんなよアシアナ航空!!
時間に余裕はありましたが、成田で食べただし茶漬けに加えて予期していなかった昼の機内食でお腹がいっぱいだったので、そのへんをちょっとウロウロしてあとは搭乗ゲート付近でネット。Wi-Fi最高です。

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初めてクレジットカードを海外使用して買ったえびあん。これを飲んだあとにお腹が痛くなってきました。私は不安からくる胃痛だとおもっています。

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仁川からシアトルまでのフライトでは2食ご飯が出たんですが、初めての「チキンorポーク?」でした!!!チキンはパサパサでトマトソースもあまり味がありませんでした!!
ワイン飲んで酔っ払って寝ようかなとか一瞬思いましたが、なんせこちら日本を号泣しながら出国しているビビりですので、ありとあらゆることに対して疑心暗鬼になった結果、マスクを装着して映画すら中断して眠りにつきました。
6歳のぼくが大人になるまでを観てたんですが続きがきになってモヤモヤします。

で、シアトルでアメリカの入国審査を受けるわけなんですが、なんかもう渾沌としててああこれがアメリカ。人種の坩堝。とかわけわからんことを考えていました。
呼ばれて行ってみるといやだなあと思ってた審査官のところでした。めちゃくちゃこわい。あとちょっと複雑な単語になるともう聞き取れないので、いちいちわっつ?を繰り返してたらめっちゃ怪しまれました。
「アラスカに友達も家族もいないのか?お前ひとりで旅行すんのか?」
「いえす」
「それで2ヶ月も行くってえのか?」
「いえす」
「英語できないのに?」
「あ‥‥ありとるいんぐりっしゅ」
「(盛大なるため息と睨み)」

私は高校の外国語科でいったい何を学んできたのでしょうか?切実に春から英語やっときゃよかったと思った瞬間でした。
まあこんだけ私をなぶっておきながらスタンプ押したパスポートをぶっきらぼうに差し出してきたんですけど、入国審査ってこれで大丈夫なんですかね。自由の国だからあとはどうなっても知らんぞということでしょうか。帰りたいです。

で、心に最大のダメージを負ってからまたしても変更されていた搭乗ゲートへ。

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搭乗券を発券する段階では搭乗ゲートは適当に決められているのでしょうか?
でもこのアラスカ航空のAlaskaの字体がかっこよくてちょっとだけテンションが上がりました。
この飛行機にもUSBポートとコンセントが‥すげえ現代‥

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窓側の席を指定できて本当によかったですね。
でもこういう風景が見えてきた途端にふたたび情緒不安定が炸裂し、「本当にこんなところで2ヶ月も過ごせるのか?1ヶ月でもむりなんじゃないか?街は人がこわいし英語通じないし、自然は険しすぎるしクマいるし」と考えたらまた涙が出てきました。機内では赤ちゃんが2人くらい交互に号泣してて、ああまさにそんな感じだなあと思って必死に歯を食いしばりました。こんな山に登るわけではないんですけどね。

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アンカレッジ空港はこぢんまりしつつも綺麗でめちゃくちゃ雰囲気よかったです!空港内に入るやいなやWi-Fiに接続し、お母さんにLINEで電話しながら泣きました。泣いてばっかりですね。

日曜は18時以降はバスがないとどっかで見ていたので、タクシーでホステルまで行くことにしました。ちなみにそれもお母さんに「ホステルのHPには20ドルくらいって書いてあったけどもっと高かったらどうしよう」と泣きながら相談してました。すぐ外に停まってんだから早く聞きに行けよってかんじですよね。
タクシーのおっちゃんに聞いたら18-20ドルくらいかなと言われたので安心して乗りました。結果としては17.75ドルでした。なんなんだもう。車から降りるときにザックを背負わせてくれて受付は2階だぞと教えてくれたおっちゃんには大感謝です。

ホステルはダウンタウンのほうのベントプロップインホステルです。おじさんが優しく対応してくれたのでこのあたりからやっとアメリカ人を信じることができました。
私の寝床は8人女ドミの柵のない2段ベッドの上です。わりと高いです。

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バスタオルとちっちゃいタオルが貸してもらえたんですが、めちゃくちゃ甘ったるいにおいがしました。あれですか、これがダウニーですか?
頭が痛かったのでさっさとシャワー浴びて持ってたビスケットを食べて晩ご飯がおわりました。というか日曜の20時とかで店があんまり開いてないみたいでした。というか街がこわすぎて繰り出す気になれませんでした。危なそうな香りはまったくないんですけどね。メニュー読めなかったらどうしようとか、うまく会計できなかったらどうしようとかそんなんばっかです。
ちなみに日の入りが22時半とからしくてすごく明るいけど何これ白夜?

とりあえず、何をしててもつらくて泣きそうになるのでずっとお母さんとLINEしています。
私はなぜアラスカに本当に来てしまったのでしょうか?