デナリ最終日なう

どうも私です。
毎日クソ高いオレンジジュースをこれでもかと飲んでいます。キャンプ場の水まずいんだもの、、

さて、ワンダーレイクキャンプ場からふたたびキャンパーバスで公園入り口周辺まで戻ってきました。帰りはクマとカリブーをやたら見ました。
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クマ怖すぎますね。
降りるときにはなぜか運転手のおばちゃんがビジターセンターの本屋さんで使える10%オフ券をくれました。もらえるものはもらっとこう精神。のちにこれでありがたくしょうもないものを買わせていただきました。

ライリークリークまで戻り、キャンプ場の手続きを済ませて、とりあえずクソ重いザックをデポすべくテント設営。最初に立てたところは他の人が使ってて残念ですが、近くのサイトにツェルトらしきものが張ってあるのを見てびっくりしました。予約表みたいなのはさむところを見たら日本人ぽかったです。すげえなあツェルト、、、私はツェルトで寝たのは過去一度きりですが、寝るというよりやりすごすって感じですね。そりゃそうか。最近よくある積極的使用をちゃんとできればたぶんもうちょっと快適なんでしょう。

で、デナリに来てしたかったことのもうひとつ!!犬ぞりミニツアー的なやつ!!!
冬は犬ぞりの犬としてバリバリ働く彼らが住む犬舎を見学することができます。ちょっとだけデモンストレーションもしてくれます。(思ったよりデモの割合が少なくてほとんどレンジャーさんが喋ってたっていう)
ここからは犬好きの人だけ見てくれればよいです。

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犬舎ゾーンに入るとさっそく寝てやがる!!こんな姿晒しちゃっていいのアナタ!?

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基本的には寝てるってスタンスなんですね。わかります。

で、新たに生まれたという6ぴきの、、、
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こいぬ!!!!!puppy!!!!!
やはり老若男女国籍不問なかんじでみんな子犬を前にするとほほえんでいました。
ちなみにこれ子犬の犬舎だけライブカメラみたいなのがあって、日本にいるとき一回見たのですが、おもいっきりそのへんにうんこしてました。でもかわいかったです。

あとはデモで1回だけ犬ぞりを走らせてくれたのですが、さすがにめちゃくちゃかっこよかったです。
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でもその前後に小屋から出入りするときはちょっとダサカワいい、、
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とまあそんな感じでなんとかデナリを楽しみました。

明日からさっそく街にもどります。デナリ10日間の予定がフェアバンクス10日間になってしまいました。そんなにすることあるのでしょうか。あるんだなこれが、、、
とりあえず、ホステルのおじさんがいい人であることと、追加でした9~15日の予約が取れていることを願うばかりです。






ワンダーレイクなう

どうも私です。
なうと言ってもこれが更新されるのはネットに繋がってからなんで実際にはなうではないです。どうでもいいですね。
書きながら寝落ちしてしまい、現在夜の7時半です。絶望です。

さて、ライリークリークでも泣きながら2泊を過ごしたあと、デナリに来たならやっておきたかったことのひとつ(全二つ)、ワンダーレイクでのキャンプにきています。
デナリ国立公園の中でも僻地にあるこのキャンプ場はバスでしか行くことができません。もしくはバックカントリーに入ってから自力で目指すか?
ワンダーレイクまでは普通のツアーバスでも来れるのですが、キャンプ場を利用する人はキャンパーバスというおトクなバスのチケットを買えます。ツアーバスじゃなくても動物を見つければ停まってくれるし、ガイドもしてくれます。ちなみに英語が分からないとただ騒々しいです。

15分前に乗り場に来とけとチケットに書いてあったので満を持して20分前から待機していたにもかかわらずバスは10分遅れてきました。
こんなバスです。右のほうの緑のヤツ。
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後部がちょっと広くなってて、バックパックとかを置きやすくなってます。

この移動だけで5時間ぐらいかかります。国立公園内でですよ?
でも動物見れるし、景色がすごすぎるし、何より私は移動大好きなので最高でした。
ちなみに見れた動物はムース、グリズリー、ドールシープ、カリブー、、かな?残念ながらどれも双眼鏡なしでははっきり見えませんでしたが、一応写真を載せときますね。
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いや遠いわ!
最大限ズームしてこれでした。これぐらいから見る分にはなんかフサフサしててちょっとかわいいのですが、数十メートル先ってなるとやっぱり話は違うでしょうね。クマスプレー乱射で自爆って感じになりそうです。
ワンダーレイク着くまでに、イグルークリークで女性が一人、アイルソンビジターセンター前後に男性3人が降りて行きました。男性らはすたすたとバックカントリーへ、、かっこよすぎな、、、

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道中の景色はもう、なんつーか、すごかったです。写真だけではこりゃ、、と思いました。
せめてこれから会う人一人一人には自然について熱く語っていきたいと思います。

で、そうこうしてるうちにワンダーレイクキャンプ場に到着。
サイトは早いもん勝ちと聞いていたはずなのですが、テント張ってぼーっとしてたら女性二人組の「サイトは選ぶの?あなたはここを選んだの?」とか聞かれてめちゃくちゃ焦りましたがしらばっくれときました。
だって木がちょっと邪魔だけど、こんな素晴らしい景色なんだもの!!!
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ご覧の通り、ピクニックテーブルに座らないとマッキンリーは見えないしくみです。木が邪魔で。けどトイレもフードロッカーも近かったのでここにしました。
ちなみに今日は晴れてますが雲があり、マッキンリーさんはかなり絶妙すぎるチラ見せ状態がずっと続いていました。たまらないですね。
あっあっあとちょっとで全裸!!って瞬間も一応載せておきます。
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私、こっちに来るまで「山の形とかよくわかんないし、マッキンリーがどれか分からなかったらどうしよう、、?」ってずっと思ってたんですよね。写真では見たことあるけど、槍ヶ岳みたいな特徴あるかんじでもないし、、
そしたらですね、なんですぐ分かったと思います?デカすぎるんです。「え?頂上そこ?」みたいなレベルで他の山より抜きん出ているので、誰がどう見ようがマッキンリーはマッキンリーと分かってしまうのです。いくら口で説明しても伝わらないのがもどかしいですがとにかくデカいのです。
でも私はやっぱりマッキンリーより剣山のような男性と付き合いたいですね、、
あ、ちなみにイケメン情報ですが、キャンパーバスで一緒だったケンタッキー州のナイスガイと微笑みを交わす仲になりました。「一人で日本から?ゆーあーぶれいぶ!」と言われましたが毎日泣いていたことは黙っておきました。

あとはマッキンリーバートレイルのトレイルヘッドをバスから見たはずなのに見つけられず、ワンダーレイクのふもとまで行ってみたり。
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いちいちスケールがでかすぎます。

なんとかこのまま明後日の朝まで天気がもってほしいものです。
近くのサイトに日本人がいるみたいです。ふいに日本語が聞こえてくるとビビる。


♡おまけ♡
ライリークリークでの2枚
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脂っこい堅揚げポテトといった塩梅でした。

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キャンパーバスを待ってたら来たリス。かわいい。リスは結構エンカウントします。

デナリなう

どうも私です。
昨日は無事に起きて無事にバスに乗ることができました。

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アメリカ人仕様なのか、座席がゆったりしてて私には快適でした。
で、バスガイド的な人がアナウンスをしてくれるんですが、マッキンリーというワードが聞こえて窓の外を見てみると、、

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あ、あれはもしや、、!?
休憩でマッキンリープリンセスロッジに着いて展望台的なところへいってみると、、

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マッキンリーじゃないっすか!!!
全然見れないって聞いてたんですけど!!!
ものすごいでかいんすけど!!!
おばさんに写真撮ってって頼まれたのでこっちも頼んだら私がまったく写っていない写真を撮られたんですけど!!ニヤニヤしながらちょうどいい位置に立ってた私っていったい!!

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で、ウィルダネスアクセスセンターでおろしてと言ったらオッケーと言われてたので信じてたのに、ビジターセンター近くのバス停で降ろされて一瞬途方に暮れました。無料シャトルバスがまわってきたので、それに乗ってライリークリークの売店へ。ライリークリーク二泊とワンダーレイク三泊の手続きを済ませて、とりあえずWi-Fiに繋ぎほっと一息。。
そのあとは雨に降られながらキャンプ場へ行って、雨に降られながらテント設営。このへんから精神的に死んでました。

周囲を散策することもなく、クマスプレーを枕元に置き、食料や石けん類などをベアボックスに入れ、そのままテントでうだうだ、、
猛烈な空腹感に襲われ、何か胃に入れないと寝れないと思い、前日のあのちっさいポテチを食べて就寝モードに。テント内で飲み食いしたらあかんという教えを超真面目に守っています。

まだ体内時計が日本のままなのか当然なかなか眠れず、またこの先のことを考えると、やっぱアメリカに2ヶ月もおれんわと涙があふれ出し、売店まで戻る気力もなく、寝袋にくるまったままお母さんに国際電話をかけていました。。もったいないですね。。
何度かけても留守電になって余計に涙目になり、まさに字のごとく鬼電してしまいました。そして10分ほど話し、トータルテンボスPodcastを聴きながら寝ました。

で、今朝起きるとものすごい倦怠感、、、
確実にちゃんと食事をとっていないせいだとは分かっているのですが、ガス缶とコッヘル出してラーメンをゆでるだけのことがどうしてもできないのです。食べる前後のことを考えるとめんどくさいと思ってしまうのもありますが、何より食欲が湧きません。食べることにも何かしらエネルギーを使わないといけないので、それなら多少お腹が空いていても我慢しよう、、となってしまうんですね。

そしてキャンプ場で汲める飲料水がまずく、せめて何かしらジュースだけでも飲もう、と思い、売店まで来てWi-Fiに繋いでこれを書いている次第です。
オレンジジュース、ピンクグレープフルーツジュース、パウンドケーキを買って、必死の思いでパウンドケーキを食べました。甘い。
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これから航空券を変更できる前提でのプランを立てていきたいと思います。

大躍進なう

どうも私です。
昨日から一泊してたアジア系の女性が実は日本人だったらしく、これを読んでたら「島根から来られたんですか?」と言われました。
地球の歩き方=黄色い本を持っている日本人はカモられるとネットでみたのでちょうど良いサイズだった紙を表紙に貼り付けただけです。そもそもそんな人前で読むことないんですけどね。
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彼女は今日で帰国するらしいですが、他にもこのホステル(かどうかはよくわからんかったけど)に泊まっている日本人男性に会ったらしいです。他に長期の旅をしている日本人はいないのでしょうか。

さて、本日私は偉大なる一歩を踏み出しました!!!!!
まず、朝はいつも通り9時ごろ起床しうだうだしつつデナリ後のホステルやビーバー村行きの手配をしたり。ここまでは偉大のいの字もないです。
なぜかオンラインでライリークリークのキャンプ場が予約できなくなってることに絶望しつつ街へ出かけました。目的は情報収集と買い出しです。

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まずは行く予定のなかったパブリックランズインフォメーションセンター。ホステルから歩いて5~10分ほどのところにあります。デナリのビジターセンターやウィルダネスアクセスセンターでいいやろと思ってたら、国立公園に行く人はぜひ訪れるべきと出雲国風土記に書いてあったので行ってみることにしました。
中では写真を撮っていいのかどうかわからなかったんで、1枚だけこっそり撮ってみました。なぜかこの各地方を示す看板に日本語表記がありました。他にもちょいちょいあったけど日本人多いんでしょうか?
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で、英語が頭に入ってこないにも関わらずとりあえずそのへんの貼り紙を見ていたら、おじいさん職員に「ムービーの上映があるから観ないか」と言われ、ホイホイついて行きました。イケメンというより優しくて安心感のある人に私はホイホイついて行ってしまうのかもしれません。
アラスカ鉄道と地震のムービーを観ましたがリスニングはおろか字幕も英語でリーディングもままならず終了しました。早くアラスカ鉄道に乗りたいです。最近iPhone6?のCMで流れてる黄色い電車のやつ、あれアラスカ鉄道です。

終わってさっきのおじいさんに、デナリに行くといったらパンフレットやらくれて説明してくれました。あとテント残してハイクやレンジャープログラム行ってええのんかとか片言の英語で聞いたり。私は外国語科を卒業したはずなのですが。
センターを出るとき、セキュリティチェックのガードマンに「サヨナラ~」と言われました。こういうときなんて返せばいいのかわかりませんが、バカにされてるわけじゃないですよね?
向かいのアンカレッジのビジターセンターにも行きましたが、ひたすらパンフレットが置いてあるぐらいでした。建物はかわゆい。
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そして、、、センター前の出店のいい匂いにつられて、、、初の 買 い 食 い をしちゃいました!!!やったね!!
シカかトナカイのホットドッグです。トナカイってことはないか。
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こっちに来て初めてメシらしいメシを食べました。なかなかの肉感で美味しかったです。
暑いと炭酸との組み合わせがサイコーですね。飲み物付けるんだったらコンボの方が安いよと言われてそうしたんですが、ポテチはコンボに必要なのでしょうか。
みんなセンターの周りで花壇とかベンチに座って食べてるので私もマネしました。これでアメリカ人の仲間入りです。通りに面していたので色々ぼーっと眺めてたのですが、これは日本でいうところのアクアクララでしょうか。
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あと子犬らしき犬が散歩してたので思わず盗撮。
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腹がパンパンになったところで、散歩がてら明日からのキャンプ生活での食料を買いにスーパーへ。15分ぐらいかな。
これも出雲国風土記に書いてあったので、ちょっとお高めらしかったけど行ってきました。意外とこぢんまりしてたけどこんなもんなのか?
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そしてひたすらラーメンを買う。でも10日もキャンプするので、野外で活動してるときは食欲が激減する私は足りなかったら買えばいいや精神で無理矢理買い物を終わらせました。
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正直パスタも買えばよかったと思っています。

明日デナリ行きのバスが朝の7時なので、起きれるかどうかものすごく心配です。
なんの面白味もない写真ばかり載せているので、最後に綺麗な写真を乗っけときます。ディレーニーパークという公園です。むかし防火帯?として作られたとかなんとか。道路を挟んでこの反対側にも一面広がってて、ピクニックテーブル以外はなんもないです。
毎週水曜日?はフリーヨガをやってるそうな。行かないですけどね!
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REIなう

どうも私です。
昨晩のホームシック全開ブログを見た方数名からメッセージをいただいて再び泣いていました。ありがとうございます。
結局2時ぐらいには眠りについていたと思うのですが、朝9時に起きてみたら同室の人が誰もいなくてちょっと寂しかったです。そのあとおばちゃん2人組が戻ってきたけど。

さて、デナリ国立公園へ行く前にアンカレッジでしておかないといけないことの一つ、装備の買い足しに行ってきました。
海外のアウトドア事情を調べると必ずと言っていいほど?出会うREI。レイって読んでましたがアールイーアイなんですね。ロゴがかわいくて憧れでした。
で、どうやって行くべえかと調べていると、グーグルマップさんによれば歩いて34分とのことだったので、意を決してバスで行くことにしました。
アンカレッジにはpeople moverという市バス的なものが走っているみたいです。

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まわりの人が怖くてバスの写真は撮れませんでした。Pって書いてる建物がトランジットセンターです。ホステルから歩いて数十秒のところにこれがあるので便利ぽいです。
料金は大人2ドルでした。ジュースを買ってお釣りでもらった1ドル札があってよかった。
車内にはひもみたいなのが張りめぐらしてあって、それを引っ張るとstop requested と前に表示されて停まってくれるみたいです。次のバス停とかのアナウンスもないので必死でした。そう思うと京都の市バスすげえなあ、、、

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で、REIへ!品揃えはモンベル京橋店よりおおざっぱだけど種類は多いってかんじでした。ナイフよりもカラビナやナッツ?などをガラスケースに入れて売っているのを見ておー、と思いました。カヌーやSUPも展示されてて圧巻です。

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マット、クリフバー、キーホルダーつきのコンパス、ナルゲン、ペグ、ガス缶、クマスプレーとホルダーを購入。しめて143.75ドルなり。金額がいまいち分からないから金銭感覚が狂いますね。

向かいにもコアなアウトドアショップがあったみたいなんですが、ビビりなので目的を果たしたらまたすぐバスに乗って帰ってきました。
今日はたぶんもうどこにも行けないので(精神的に)、シャワーあびてから洗濯ぐらいはしようとおもいます。

晩ご飯もレストランとかに行くのがこわいのでトランジットセンターの売店で買ったミニドーナツとクッキーを食べて済ませたいと思います、、、これから先どうなることやら、、、

鬱なう

どうも私です。
時差ぼけとおばちゃんのいびきのせいか眠れないのでブログを書こうと思いました(逆効果)
ウジウジしすぎやろ死ねって思うはずなので読まなくていいです。

ちょっと前に、過去のツイートを好きな期間の分遡って見れるやり方を知って見てたんですよ。高校の受験期とか、すごいなつかしいなあと思いつつ。
そしたら、受ける学域とか塾の話題とかについてのときに、お母さん大っ嫌い、お父さんのほうがマシ、みたいなことを書いてたんですよね。

最近の自分を考えてみるとえ?うそやろ?って言いたくなるようなツイートだったんですけど、まさにこれが「あのときは子供だった」って感覚なのか!と思いましたね。

なんでこんな話をしてるのかよくわからないんですが、休学して数年ぶりの実家暮らしを再開してからというもの、2,3回生のとき以上にたぶんお母さんを好きになってしまったんですよね。

四万十であえなく敗退した四国旅のときも、なんだかんだ楽しかったけど歩いてる人はひとりもルート上で会わなかった北海道旅のときも、寂しくなったときはすぐお母さんが頭に浮かんできて、いつもLINEしてたんですよね。(友達がいないともいう)

あんまこういうこと書くのよくないんだろうけど、9月?にけっこうなダメージを負う失恋したときもそうだったんですけど、結局自分のことを最後まで一番に思ってくれるのって親なんだなあ、と思って。
私の場合はお母さんのほうがよく話すのでお母さんに対してよりそう思うんですが、、

しんどかったらゆっくりしたらええやんとか、嫌になったら帰ってきたらいいやんって、お母さんに言われるだけでほんと、すぐ泣いちゃうんですよね。
そうやって優しくされればされるほど、ヘンに完璧主義な自分はクソみたいな意地を張って、義務感に苛まれながらやり終わって「あんだけ言われてても最後までやったった!」ってクソみたいな満足感を得ておしまい、みたいな。
探検部のせいにするわけじゃないけど、楽しいことだけを選んで素直に楽しんでやるってことがすげえ下手くそなんです。いかにキツい、苦しいことをやったかっていうので物事をはかってきたので。
まあ、だからこそ最近のトレッキングとかハイキングの雰囲気に憧れてるのかもしれませんね。必要に迫られる撤退じゃなくて、しんどいことを避けるための積極的な撤退もアリなんだなみたいなところがある気がするから。

なんの話かほんとわかんないんですが、寝れなくて今後のプランとか改めて頭の中で考えてたら、あんまり行きたいとは思わないけど計画に組み込んだ国立公園行くのやめようかな、とか、帰りの航空券早いのに変更できないかな、とか考え始めてしまって、結局おかーさんに会いたいってことになって号泣してるって話です。
出発直前に一緒に撮った写真(私だけ目を泣き腫らしてる)見てたら余計に泣けてきてもうなんかやべーっす。


こんなことならアラスカは憧れのままにして、いつかのために大切にとっておいて、みんなと一緒に就活すればよかった。就活に興味がないわけじゃなかったから、就活すればよかった。卒論だって興味ある分野はだいたい定まってきてるんだから、文献探してじっくりひとつに絞っていけばよかった。アラスカを夢見ながら、就活と勉強を頑張ればよかった。


何回もそう思ってるし、今もそう思ってます。
これはたぶん誰から見ても、贅沢すぎてクソみたいな悩みだと思います。

たぶん、1ヶ月前、もしくはもっと前から、「行きたい」に「行かなきゃ」が覆いかぶさってきてたんだろうなと思います。
アラスカに行くっていうことが起こったきっかけはもちろん「行きたい」のはずだったけど、実際に「行く」っていう実現化をはかったことは、自分にとって本当に正解だったんだろうかと。その実現化のせいで、「行かなきゃ」に変わってしまったんじゃないのかと。
2ヶ月ちょっといってきます!なんて言いふらしてまわってなければとも思ったけど、それぐらい行かないと1年休学した意味がないんじゃないかと。後に退けないようにするために言ってまわってたんちゃうんかお前はと。いや後に退けないようにせなあかんぐらいのことやったらもうやめてまえよと。
いますごくそう思いますが、誰かに宣言した以上は、私にとってはやっぱりやり通さなかっこ悪いし、情けないと思うんですよね。
あと、人にすごいねって言われたいからっていうのもあるんでしょうね。アラスカっていう意外性ですごいと思わせたい自分がいることも否定できないのでもうすでにかっこ悪くて情けなかったです。


ひとりでなにもかもが未知数の世界に飛び込むことがこんなに怖くて寂しいことだとわ。

まあこんなところに吐き出してるあたり、まだまだ構ってちゃんの甘ったれですな!
そして泣き疲れて寝れるかと思ったけど眠くないですな!
明日街に出れる気がしない‥‥‥‥。

アンカレッジなう

どうも私です。

各便の遅れもなく、乗り換えもぜんぶスムーズにいって無事アンカレッジのホステルまでたどり着きました!8人部屋の女性ドミトリーなんですが、他の人がまったくいない(荷物は6人分ぐらいある)のでアラスカでも物理的ぼっちを強いられています。

せっかくなんで写真載せていこうかな!
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韓国は仁川空港に降り立ち、2時間半ほどのトランジット。さっそく搭乗ゲートが変更になっていたものの、ビビりまくってアンテナをビンビンに張っていたのでこのトラップにはひっかかりませんでした。なめんなよアシアナ航空!!
時間に余裕はありましたが、成田で食べただし茶漬けに加えて予期していなかった昼の機内食でお腹がいっぱいだったので、そのへんをちょっとウロウロしてあとは搭乗ゲート付近でネット。Wi-Fi最高です。

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初めてクレジットカードを海外使用して買ったえびあん。これを飲んだあとにお腹が痛くなってきました。私は不安からくる胃痛だとおもっています。

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仁川からシアトルまでのフライトでは2食ご飯が出たんですが、初めての「チキンorポーク?」でした!!!チキンはパサパサでトマトソースもあまり味がありませんでした!!
ワイン飲んで酔っ払って寝ようかなとか一瞬思いましたが、なんせこちら日本を号泣しながら出国しているビビりですので、ありとあらゆることに対して疑心暗鬼になった結果、マスクを装着して映画すら中断して眠りにつきました。
6歳のぼくが大人になるまでを観てたんですが続きがきになってモヤモヤします。

で、シアトルでアメリカの入国審査を受けるわけなんですが、なんかもう渾沌としててああこれがアメリカ。人種の坩堝。とかわけわからんことを考えていました。
呼ばれて行ってみるといやだなあと思ってた審査官のところでした。めちゃくちゃこわい。あとちょっと複雑な単語になるともう聞き取れないので、いちいちわっつ?を繰り返してたらめっちゃ怪しまれました。
「アラスカに友達も家族もいないのか?お前ひとりで旅行すんのか?」
「いえす」
「それで2ヶ月も行くってえのか?」
「いえす」
「英語できないのに?」
「あ‥‥ありとるいんぐりっしゅ」
「(盛大なるため息と睨み)」

私は高校の外国語科でいったい何を学んできたのでしょうか?切実に春から英語やっときゃよかったと思った瞬間でした。
まあこんだけ私をなぶっておきながらスタンプ押したパスポートをぶっきらぼうに差し出してきたんですけど、入国審査ってこれで大丈夫なんですかね。自由の国だからあとはどうなっても知らんぞということでしょうか。帰りたいです。

で、心に最大のダメージを負ってからまたしても変更されていた搭乗ゲートへ。

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搭乗券を発券する段階では搭乗ゲートは適当に決められているのでしょうか?
でもこのアラスカ航空のAlaskaの字体がかっこよくてちょっとだけテンションが上がりました。
この飛行機にもUSBポートとコンセントが‥すげえ現代‥

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窓側の席を指定できて本当によかったですね。
でもこういう風景が見えてきた途端にふたたび情緒不安定が炸裂し、「本当にこんなところで2ヶ月も過ごせるのか?1ヶ月でもむりなんじゃないか?街は人がこわいし英語通じないし、自然は険しすぎるしクマいるし」と考えたらまた涙が出てきました。機内では赤ちゃんが2人くらい交互に号泣してて、ああまさにそんな感じだなあと思って必死に歯を食いしばりました。こんな山に登るわけではないんですけどね。

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アンカレッジ空港はこぢんまりしつつも綺麗でめちゃくちゃ雰囲気よかったです!空港内に入るやいなやWi-Fiに接続し、お母さんにLINEで電話しながら泣きました。泣いてばっかりですね。

日曜は18時以降はバスがないとどっかで見ていたので、タクシーでホステルまで行くことにしました。ちなみにそれもお母さんに「ホステルのHPには20ドルくらいって書いてあったけどもっと高かったらどうしよう」と泣きながら相談してました。すぐ外に停まってんだから早く聞きに行けよってかんじですよね。
タクシーのおっちゃんに聞いたら18-20ドルくらいかなと言われたので安心して乗りました。結果としては17.75ドルでした。なんなんだもう。車から降りるときにザックを背負わせてくれて受付は2階だぞと教えてくれたおっちゃんには大感謝です。

ホステルはダウンタウンのほうのベントプロップインホステルです。おじさんが優しく対応してくれたのでこのあたりからやっとアメリカ人を信じることができました。
私の寝床は8人女ドミの柵のない2段ベッドの上です。わりと高いです。

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バスタオルとちっちゃいタオルが貸してもらえたんですが、めちゃくちゃ甘ったるいにおいがしました。あれですか、これがダウニーですか?
頭が痛かったのでさっさとシャワー浴びて持ってたビスケットを食べて晩ご飯がおわりました。というか日曜の20時とかで店があんまり開いてないみたいでした。というか街がこわすぎて繰り出す気になれませんでした。危なそうな香りはまったくないんですけどね。メニュー読めなかったらどうしようとか、うまく会計できなかったらどうしようとかそんなんばっかです。
ちなみに日の入りが22時半とからしくてすごく明るいけど何これ白夜?

とりあえず、何をしててもつらくて泣きそうになるのでずっとお母さんとLINEしています。
私はなぜアラスカに本当に来てしまったのでしょうか?