アラスカ後半戦なう

どうも私です。
日に日に顔色が悪くなっていってる気がします。元からか。体は元気なんですが‥。8月も半ばに突入して、そろそろさぼり癖が出てきたころですかね。

うーん何から書こう‥
あ、結局ピックアップは11時で合ってたみたいでした。7時に一回起きたけど例のおじいさんもまだ寝てるぽかったので安心して二度寝しました。ちょっと前までは二度寝すると絶望しか待ち受けてなかったんですが、最近そうでもなくなってきました。また学生生活復帰したら元に戻って1限に行けなくなるのでしょうか。

とりあえずお約束のように彼の友達は30分ほど遅れてきて、結局11時半ごろホステルを出ました。
彼はグラント、彼の友達はリズです。いまいち今日の予定がわからないまま車に乗ります。
そしたら1分もしないうちにすぐそばのファーマーズマーケットへ。こんなん近くでやってたんか‥
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野菜やら洋服やらアクセサリーやらホットドッグやら、とにかく色んなお店が出てます。日本でいうフリマ的感じというか。個人が思い思いの店を出しています。

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バッファローのホットドッグとレモネード。レインディアよりしょっぱくて獣感あった。

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ファッジとかいうファックなお菓子。ケーキ的なものかと思ってたらねっちょりした激鬼甘な食い物でした。喉にこびりつくような甘さで無事死亡。これってアメリカ独自の文化なんですか?早く日本のチョコレートが食べたいです。これからの季節だとメルティキッス。

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にんにく小さい。

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グラントはやたら私を店の商品の前に立たせて、他に何をさせるでもなくただその姿を写真に撮ります。しかも自分のカメラと私のカメラで。これはたまたまかわいい店員と私がひどいやらせをさせられているところです。やらせとしてのクオリティが低いですね。

そのあとはリズの家に一旦荷物を置きに行って、私がなぜかすさまじい左目のかゆみと鼻水におそわれ、リズの友達(名前忘れたのでボブ感ゼロだったけどボブにしときます)も合流し、アラ大の植物園へ。
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ボブたちがベリーを勝手に摘みまくってたのでもらって食べまくってたんですがこれ載せちゃってオッケーなんですかね?
ものすごく天気がよくて暑いくらいでしたが、なかなかのんびりしてていいところでした。

そのあとは大型動物なんとかなんとかみたいなところにも行きましたが残念ながら開門時間が終わってたので、BBQをするということでボブの家へ!!結果から言うとただBBQグリルを使ってハンバーガーのパテを焼いただけでした!!
でもなかなか本格的なやつでアメリカぱねえでした。ガスでソッコー炭起こしてた。
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これでパテを焼いてるときにもボブと私が横に並ばされて写真を撮ったのですが顔色が悪すぎるので載せるのはやめときます。

で、セルフハンバーガーづくり!ちょっと楽しい!
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ビーフのパテとポークのパテがあったのですが、ポークのほうがしょっぱくてがっつりしててグッドでした。なんでこうミョーにうまいんだろう‥自分で挟んだだけなのに‥

そのあとは色々話してて、一回日本とアメリカの安保条約的な話になってめっちゃ焦りました。こういうときに簡単に日本代表になってしまうことの恐ろしさ。少なくともその場にいたアメリカ人はみんな自分の意見を持ってて、特に何の持論もなく、そもそもあんまり理解してないという自分を恥じました。ていうかアメリカ人はあっさり政治と宗教の話を始め出すので油断できません。

そしてなんでかはわかりませんがその後英語字幕で『七人の侍』を観るっていう。
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音声が聞き取りづらくて日本語なのにあんまり理解できませんでした。

眠くてヘロヘロになりながらリズとグラントとでホステルへ。するとなぜか打ち上げ花火が!!
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カメラの性能は年々上がっているはずですが、やっぱり撮る側の人間にもある程度の技術は必要だということがこの写真でよくわかりますね。
路肩に車を停めてハザードたいて見てたら前に車が停まって、中から出てきた男の子が大丈夫?と様子を見にきてくれました。アラスカの人はやはり(だいたい)親切です。うそじゃなかったです。


とまあ色々あった1日で、この翌日は一日中横になって過ごしました。どんだけ。



で、やっと今日。なげえ。
昨日の夜?に話しかけてきてくださった日本人の方とクリーマーズフィールドへ。鳥の保護区がなんちゃらみたいに言ってたところです。ていうかやっぱりいるもんですね日本人‥まあデナリもなんだかんだ3組はいたもんなあ。
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畑みたいなところを縫うようにいくつかトレイルがあります。だだっ広いとはこのことです。しかしタダなので良いです。鳥との間にとくに柵とかがあるわけでもなく、わりかし近くで見れます。

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ところによっては木道みたいなのもあって雰囲気サイコーです。これなら天気悪くても悪くなさそうだな‥!

みっちり8キロほど歩いたあとホステルに戻ってちょっとだけ昼寝をしてバスでスーパーへ。スライスチーズを見つけるのに20分ぐらいかかりました。チーズはチーズで全カテゴリ一箇所にまとめとけや!
そしてまたフレッドマイヤーポテチを買ってしまった、、、だって安くて美味しいんだもの、、、

なんと完全に興味を失っていたオーロラを昨日ホステルから見た人がいるらしいので、私も今日は一回夜中に起きてやろうかと思います。あとフェアバンクスに泊まるのはビーバーの後も入れたら4泊かあ。長かったなあ‥。


ブラックジャックによろしくなう

どうも私です。
気温だけでなくムダ毛処理の頻度も冬並みになってきました。まずいですね。
明後日からの天気予報が1週間ぐらい雨という絶望にさいなまれつつ、今日はパイオニアパークへ行ってきました。あと2,3日すればフェアバンクスマスターになれそうな気がします。

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久しぶりに天気がよかったので、1時間ぐらい歩いてパイオニアパークへ。途中チェナリバーを渡ります。なかなか綺麗な写真が撮れた気がしますが水は保津川をはるかに凌駕するかんじでした。

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どっかでパイオニアパークの成り立ちみたいなのを見たのですがどんなだったか完全に忘れました。とりあえず観光客だけでなく、地元の人たちにとっても憩いの場となっているようです。遊具とかお店とかちょっとした博物館とかいろいろあって雰囲気ものんびりしててよいです。
ちなみにのんびりしすぎて特にこれといったハプニングもなかったので何もおもしろいことは書けません。せめて写真だけでも見てのんびりしてください。気温イメージは初秋でおねがいします。

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ふ、ふつう!!!
コンデジスマホだとどうしても記録的写真しか撮らないようになっちゃうんですよね(道具のせい)

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こっちに来て初めてバーガーを食べました。うまいけどイモ多すぎる‥。飲み物が日本のMサイズぐらいだったらたぶん死んでましたね。
店の子どもたちかわかりませんが周辺でたえず大さわぎしていたのでなんとなく混沌とした雰囲気の中必死で食べきりました。

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帰り道。犬がいるとつい盗撮してしまいます。

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帰りも日差しがきつくて暑かったのでホステル近くのアイス屋さんでかいぐい。
コーヒー味をシュガーコーンで頼んだらコーンがコーンとしては暴力的甘さでした。

ホステルに帰ってきて腹が苦しかったので横になってYouTubeで合同出発式やファミえんのメイキングなど見ておったら、見かねた?同室のアンカレッジから来てるおじさんが明日こっちの友達となんちゃらに行くから一緒に行こうと誘ってくれました。日本以上に激しくコミュ障を発揮しているので一瞬迷いましたが行くことにしました。ピックアップが午前7時か11時かいまいち分からなかったのでとりあえず明日はいったん7時に起きてみようと思います。最初7時って言ったはずなんだけど最後にイレブンって言ってたんだよなあ‥
今朝は香港カップルとも会話できたので、いろいろ英語を喋って(といってもクソみたいな英語だけど)疲れましたがちょっとうれしかったです。


*おまけ*
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パーク内のパイオニアミュージアムで買った意味不明なポストカード。とくに左。
右はなんでわざわざポストカードにしたのかと小一時間問いたくなる写真ですね。

本日2回目なう

どうも私です。
アンカレッジに来た当初のような突き抜けた鬱感も出せていない中途半端な記事を流したいので(消せよ)新たになんか書こうと思い‥‥‥

ましたがマジでネタがなくなってきています。
あと一応やることのストックとして、

・郵便局に行く
・ホステル近くの自然保護区にいるらしい大量の鳥を見に行く
・再度スーパーに買い出しに行く
・スモークサーモンのお店に行く
マクドに行く
・ホステル近くの古本屋兼カフェに行く

があるのですが、本日は郵便局へエアメールを出しにいってきました!!!初国際郵便!!
私はどこか出かける前に必ずグーグルマップでその目的地を検索して保存してから行くのですが(そうすればオフラインマップを使ってるときでも位置と名前が表示される)、グーグルマップでお店とか検索して表示するとたまにレビューがついてるのがあるじゃないですか。☆いくつとか。
フェアバンクスの郵便局を検索してみたらどこも☆ひとつかふたつなんですよね。しかもコメントにservice is horrible とかline is very longとか行くなとか書いてあってね。いやわざわざグーグルマップのレビューに書くぐらいひどいのか?と。
不運にも一番近い(徒歩30分)郵便局が一番評価が最悪だったのですがいってきました。意を決して。

特にこれ以上盛り上げようもないのですが、郵便はふつうに出せました。店員はたしかにぶっきらぼうでしたが。
ただIDの提示を求められて、クレジットカードの名前と照合されました。
そんな怪しい?

そしてさらにグーグルマップでぐうぜん見つけたアラスカローストコーヒーなんとかみたいなカフェへ。メニュー一覧がよくある感じでレジの後ろに貼ってあるのですが、なんぼ目を細めて見ても細かいメニューが見えないのでやっぱり日本に帰ったらメガネを新調するかコンタクトを作りたいと思います。
そして再びブラウニーを買いましたがやっぱり美味しかったです。コーヒーも。
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今はコーヒーの飲み過ぎとブラウニーの食べ過ぎで激しく胸やけし後悔しています。


*おまけ*
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銀行?


トイレが塩素くさいなう

どうも私です。
郵便局へ行くのと昨日教えてもらった自然保護区的なところへ行くのを考えていたのですが、雲が厚すぎていまだホステルにいます。あと何日いなきゃならんのだ?

こないだもちょっと書いてたんですが、デナリ以降自分のこれからについてもんもんと考える日々が続いててもんもんとするので、なんとなくまた書きます。なんでもかんでも自分の頭の中を垂れ流すのは、っていう思いもあるのですが、私は文章をだらだら書くのが好きなのです。知らんがな。


アラスカは、もうその単語を聞いただけでしびれちゃうような、憧れの存在でした。アラスカ、と、文字にしたり口にしたりするだけでいい気分になりました。きっと行けば、素晴らしい自然を堪能できて、その自然が大好きな心優しい現地の人たちとの交流があって、よりいっそうアラスカが好きになるんだとすっかり信じこんでいました。

結果はいままでのブログの通り、まあ第三者からすれば当然っちゃ当然な感じになりました。自然は素晴らしいけど素晴らしいだけでなくそれ以上に厳しさがあって、優しい人もいればえ?そんな感じなの?みたいな人もいて、アラスカを好きになるどころか逆に日本への愛が深まる日々。アラスカというより、アメリカという国、そこに集まる人々をこの目で直視して、すっかり心身ともに疲弊しました。ただ私がなまっちょろいだけなんですけどね。

探検部のころからひそかにそうだったのですが、私はどうも身の丈に合わず(身長的な意味ではないです)デカいこと、変わったことを望む傾向にありました。人が思いつかないことをやりたい、意外性を武器にしたい、とか。あ、青くさ!
それを具現化すると、アラスカの原野を旅したいとか、ユーコン川を下って国境越えしたいとか、ラップランドを歩きたいとか、日本のロングトレイルをもっと発展させたいとか、日本の国立公園のシステムをもっと発展させたいとか、個人単位から国単位にまで夢が広がるわけです。とてもえらそうです。

それで手始めにアラスカに来てみたわけですが、英語は通じない、理解できない(これに関しては単なる努力不足ですが)、軽いコミュニケーションがとれない、「来た」という時点で十分に満足してるのでそれ以上活動する気力も体力もない、生活における文化の違いを受け入れられない、などのないない尽くしによってあっさり私の壮大な幻想なんぞは打ち砕かれたんですね。自業自得とはまさにこのことです。

長い人生の中でたった1年間、と思って休学を決めましたが、さらにその中のたった2ヶ月半の計画さえ遂行できず、アラスカにおける旅としてのクオリティというか理想をどんどん下げていることに対して、ほんとうに情けなく感じます。
いざ就活となったときに、1年休学してやったことはたった1ヶ月アラスカに行っただけでした、って言うのかと思うと、余計に情けなく、恐ろしく感じます。

でかいこと(と思っていること)を少なくとも一人ではできない、楽しめない自分に気付いたとき、それを認めることはなんて死にたくなることなんだろうと思いました。
やってみなきゃできないかどうかも分かんないと口ではよく言っていますが、実際できないということがわかると、なんで正確に予見しようとしなかったのか?と、過去の自分をぶんなぐりたくなります。


私にとっては、高尾山を一人で登りに行くぐらいまでが、純粋に楽しめるということの上限なはずなんです。
それなのにアラスカアラスカ言ってたのは、かっこつけたかったからなのか、すごい奴だと思われたかったからなのか、変わってるなあと思われたかったからなのか、よくわからないけど、全部当てはまってると思います。


滞在を1ヶ月に縮めることで、これ以上うじうじしないと決めたものの、やっぱり自分は「ウダウダ自分探し系しかし意気地はない人間」であるということを改めて意識してしまうたびに、うじうじしてしまいます。
そうできる状況にあるのだから楽しいことだけを選択していけばいいという理屈は頭にあるのですが、たぶん私はこの先の人生、うじうじの輪廻から逃れることはできないんだと思います。

動物写真家を目指す例の方に会ってさらに、現在進行形で自分が中途半端の具現のように生きていることを実感しました。逆にすごいと思います。

悪い意味でのプライドとか見栄とかから解き放たれて生きたいと思うなうです。


色んなシチュエーションでクマが出てくる夢と、わけのわからないサイコもしくはSF的殺人事件に巻き込まれる夢を見てから頭がどんよりしている私でした。
郵便局‥

撤退なう

どうも私です。
すっかりアメリカ初心者観光ブログになっていますが、タイトルのとおりさっそく撤退の日が決まりました!!うわああ!!
ま、なうではないんですけどね。区切りのいい8月いっぱいで。てへ。
アメリカは私にはまだ早かったんですかね。ケツが近くなると気持ちに余裕が出てきましたね。
苦しい旅を私はあんまりできたら可能な限りなるたけしたくないのです。
というわけで人の不幸が好きな人はこれから見ててもあんまりおもしろくないかもしれませんね。どやっ!!


さて、今日は初のダウンタウンに行ってきました。日に日にすることがなくなっていくので、1日1目的ぐらいの感じでやらせていただいています。こんな贅沢もそうそうありません。
今日は鼻血が出なかったので10時前のバスに乗り、ビジターセンターへ。アラスカ文化の展示的なのもあって、ちょっとした博物館感もあります。中もウッドな感じでグッド。
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↑川を下った人が書いた報告書みたいなやつ。探検b

とはいえ1時間もあれば見て回れる程度なので激しく時間をもてあまします。
しかしちょうどお昼時、せっかくダウンタウンに来たんだしなんか食べにいこう!!と一念発起。何を隠そうこっちに来てから飲食店で食事をしていないので一念でも発起しない限り永遠にそんな機会は訪れないんですよね。なんの話だろう。
で、グーグルマップでカフェカテゴリで検索したら高評価のクレープ屋さんが出てきたのでそこへ。The Creperyってお店です。おかずっぽいクレープも写真にあったのでね。

んで着いてみたらばちっちゃいけど人気のお店っぽいじゃないですかーやだー!
唯一目視できたハムチーズクレープとコーラを頼みました。チップをタッチパネルの1,3,5ドル?から選ぶようになってて、クレカのサインもそのまま指でさせられて、なんかすげーなー現代とおもいました。すごいバカっぽい。
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正直いってめちゃウマだったのですが、久しぶりにタンパク質を摂取したせいか途中からチーズがめちゃくちゃ胃にもたれかかってきました。まったくこいつめ。
フェアバンクス滞在中にもう一回行って次はスモークサーモンのを食べてみたいですね。でも甘い系のも美味しそうだったなあ。。。
ちなみにWi-Fiをちょっと期待してましたがありませんでした。

あとはおじさん、大おばさん、お母さんに送る絵ハガキをお土産屋さんで買いました。
これはたぶんアラスカ豆知識として成立すると思うのですが、アラスカの絵ハガキは総じてダサいです。デナリで唯一ちょっといいなって思えるのに出会えたぐらいでした。何がダサいのかっていうとたぶんフォントなんですよね、、写真とかはいいのに、もったいないなあ、、、

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そしてそのハガキをカフェでオシャレに書こうかと思ったんですが、英語の住所の書き方を調べようとしたらここのカフェにもWi-Fiがなく、私はあきらめました。なんせ時間はたっぷりありますからね、こんなところで急いで書かなくても全然いいのです。いいのです‥‥‥‥
でもカフェの居心地はよかったのでまた来たいです。そればっかりやな。

ホステルに帰ってきてからは航空券の変更の手配でストレスマッハになったのち、例の写真家の方と近鉄や日本酒についての話をしたりしました。日本語サイコー!でも彼は明日から原野へ撮影に行くそうです。かっこよすぎな。私は彼氏(旦那ならなお可)を作ってアラスカのバックカントリーと北欧のラップランドを歩くのが目下の夢です。

ホステルにはパグが2匹いて、オーナーの部屋は犬くさいです。
パグって好きじゃなかったけど、この方たちは人なつこくてちょっとかわいいです。
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アラ大なう

どうも私です。
今朝はアラスカ初鼻血が出ました。そして途中まで書いてた記事が下書きに保存されてなくて殺意です。

さて、今日はアラスカ大学フェアバンクス校にいってきました。ホステルから歩いて15~20分ほどのところにあります。目的は構内にある博物館です。
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この建物がまたイイんですよね。雲が噴き出してるみたいになってるのは気にしないでください。

入場料は12ドルで、定期的に上映される数種類のムービーを観たければプラス5ドルというかんじです。私は受付で散々迷ったあげく17ドル払いましたが、結果から言うと払わなくても後悔はしないという感じでした。「せっかくだから」精神には気をつけましょう。

展示を見たりムービーを見たりうろうろしましたが、こっちの展示物は触っちゃいけないのももちろんあるんですけど、「触って!」って書いてあるものが多くてちょっと驚きました。日本でも最近は増えてきてますけどね。ビジターセンターとかだと。あと写真撮影オッケーなのも。

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星野道夫さんの写真コーナー。

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色々つっこみどころのあるクマ。でかい。

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気が狂いそうになるような落ち着くような部屋。詳しくはググってください。

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館内が寒すぎて思わず買ったホットコーヒーとブラウニー。このブラウニーが激ウマだった。気のせいかな。

まあそんな感じでぼーっとしたりうろうろしたりして過ごしました。すっごい居心地のいい博物館で、もうちょっとカフェコーナーの席がたくさんあってしかも窓に面してたら多分あと3時間ぐらいはいたと思います。

博物館を出て帰ろうとした矢先に小雨に降られましたが、きのう買えなかったパーカーをアラ大(って言いたいだけ)で買ったろう!と思っていたので、生協的なお店へ。閉店5分前でまさにいまドアを閉めるという店員さんと一瞬見つめ合いましたが、私のあとからも男の人が来てて中に入れてくれました。というわけでパーカー以外はゆっくり見れず。。。
かわいいデザインのTシャツやパーカーがいっぱいありましたが、私が選べるのはしょせんキッズ用だけです。まあキッズコーナーもかわいいのがいっぱいあったのでいいですが。
立命の生協で売ってるRitsスウェットパーカーは絶対買わんなあと思っていたのに、UAFスウェットパーカーだとちょっとオシャレに見えるから不思議ですね。でもこれ着て外歩くとどう思われるんだろう‥と思ったらちょっと恥ずかしいです。自意識過剰!
ちなみにこんなんです。裏起毛みたいになっててあったかいです。朝からやたら鼻水が出るなあと思ってたらどうやら風邪をひいてるっぽかったのでちょうどよかったですね。
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さて、今日のこととはまったく関係ないのですが、デナリで過ごしているときに思ったことがあります。

ご存知のとおり私はアラスカに来てからずっと日本が恋しかったのですが、それでもやっぱりデナリでアラスカの自然と近くで接してみると、死ぬほど言い尽くされた言葉ですが、美しい、素晴らしい、偉大であると思いました。まあ簡単に言えば「すげえ」ってことです。

このとき、自分の卒論というか、研究テーマについて意識し出したときのことを思い出しました。
自然には、美しいとか素晴らしいとか、そういう人間が主観的に見出す価値以外に、もっと論理的というか客観的というか、みんなが共通のものとして議論できるような、存続していくべき理由があるんじゃなかろうかと。
環境倫理学なんかでは自然の権利とかいうふうに表現するやつですかね。ちょっと違うかな。大学入ってちゃんと勉強してないのでアレですけど。
ぐうの音も出ない、自然を壊しちゃいけない理由を導き出してやりたい。みたいな。

そういうことは大学いるうちにやってみたいっていうことなんですけど、じゃあ将来についてはどうすんねやろって考えると、日本にもデナリ国立公園を作りたいってちょっと思ったんです。
そもそもアラスカを知って、そのあとその土地に強く興味が湧いたのは、デナリ国立公園の存在があったからでした。デナリ国立公園の運営システムというか、運営のあり方がすごくいいなあと思ったのです。
キャンプとか、アウトドアを楽しみたい人たちはもちろん、小さい子どものいる家族から体の不自由な人たちまで、みんなが自然を楽しめる環境があって、それだけ多くの人を受け入れる姿勢はあっても、自然を壊さず保全していくことを第一に考えているから、むやみやたらに公園内を開発するわけでもなく、あくまで人間は侵入者というモットーを崩さない。
私が勉強不足なだけで、日本の国立公園にも同様の思想を持って、似たような環境を整えているところがあるのかもしれません。
あくまで私のイメージですが、日本の国立公園は自然を守るために制定はされるものの、人がその自然と積極的に関わることができるような環境はそこまで整備されていないように思います。イメージですよあくまで。

で、まあ国立公園関係の仕事といえば一番近いのは環境省に入ることかなーと思ったのですが、公務員試験を突破できる気はまったくしないので、どうしたもんかなと今思っているところです。
全力で青くさいことを書いた後の急な現実直視に自分でも混乱しています。


ここまで書いて、昨日上のベッドに来てた日本人ぽいアジア人に声をかけたら日本人でした。動物写真家目指して毎夏アラスカに来てるそうな!しかも関西人!
久しぶりにお母さん以外の人と日本語でいっぱい喋ったのでそろそろ寝ます。さっき書き終わったところからまたさらに違うテンションになってるのでどうまとめたらいいのかわかりません。
あと鼻水が止まりません。


*アラスカポテチシリーズ*
アラスカつーかアメリカですね。フレッドマイヤーのポテチです。レイズより油っこくなくてイモ感もあって美味でした。
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フェアバンクスなう

どうも私です。
デナリ国立公園で最後の夜を明かしたあとはバスが来るまでひたすらネットしたりぼーっとしたりしてました。何をしているんですかね。
さて、こんなブログにいつもコメントをくださる心やさしき先輩から地図とかルートを‥というコメントをいただいたので、ちょっと載せてみます。

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ぐ、グーグルマップを切り取っただけ!手抜き!
iPadで写真にどうこうするアプリを探すのがめんどくさかったのでこうなりました。
頑張ってこれと文字だけで説明したいと思います。まず、皆さんご存知の通りアラスカ最大の都市が地図上の☆印、アンカレッジです。ここから私の号泣アラスカジャーニーはスタートしましたね。
ここからアラスカを南北にズドンと貫く(極北のほうまでいくとなくなりますが)道を北上し、「アラスカ」の字の真下あたりにあるデナリ国立公園に行きました。たしか四国ほどの大きさだと聞いたことがあります。気のせいかもしれませんが。
デナリを雨が襲うギリギリに脱出し、今は青のマルがあるところ、フェアバンクスという街にいます。アンカレッジに次いで大きい都市です。しかし私が泊まっているホステルはだいぶなんにもないところにあるので買い物とかはかなりめんどくさいです。
で、フェアバンクスで怒涛の11連泊をしたあと、北東あたりにあるビーバー村という村に行きます。この村はかつて日本人のフランク安田さんという方が開拓したそうな。まだ「アラスカ物語」は読んでいないので詳しくは知りませんごめんなさい。
そしてまたフェアバンクスを経由してアラスカ鉄道でアンカレッジまで戻り、こんどは東南部へ飛びます。ジュノーという実はアラスカの州都な街と、星野道夫さんのトーテムポールがあるシトカという街です。このふたつを訪れたら、たぶん帰国します。え?

さて、デナリからバス的なやつを予約してフェアバンクスに行こうと思って予約しておいたのですが、来たのはバンでした。まあこれはいいです。
国立公園内のウィルダネスアクセスセンターというところでピックアップしてもらったのですが、ドライバーのおじさんの英語がまったく聞き取れず、とりあえず乗れと言われ乗ることに。
てっきりそのままフェアバンクスに行くのだと思っていたのですが、どうやらそのバンは南行きだったらしく、途中のお土産屋さんやガソスタのあるちっさいSA的なところで降ろされました。
「ここで待つの!?」としつこく聞いたら待てと言われてしまったので、待つしかありません。お土産でも見てぶらぶらしようかと思いましたが、いつ乗るべきバンが来るのかもわからないので、待てと言われたところで待つしかありません。
そう、私は柔軟性ゼロ人間なのです。

で、40分ほど待ってバンが来たので無事にフェアバンクスまでたどり着くことができました。こんなのです。
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泊まろうかどうしようかと思っていたホステルで降ろしてくれるみたいだったのでこの会社を予約しました。そしてそのホステルに泊まりました。フェアバンクスではたぶんわりと有名なホステルです。
しかしここは禁断の、、、男女共同ドミトリー!!!
ほんとはそろそろベッドのある1人部屋に泊まりたいですが、どこも高いですからね。ちなみにこれにテントは含みませんよ。
宿泊者が多いので落ち着きません。ここで11泊しなきゃいけないのかと思うとちょっとつらいです。でも雨のテント泊はもっとつらいです。とりあえず早く日本に帰りたいです。私は暮らすのは街の方が合ってるみたいです。
ちなみにこのホステルはトリップアドバイザーで日本人の口コミが多かったのでここにしたのですが、こんなんがあってちょっと変なかんじです。何枚も繋がってるついたてみたいな。
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ほんとは今日は天気が悪いのでホステルに引きこもろうと思ってたのですが、いかんせんメインの食料がラーメンとクリフバーとプレーンクラッカーぐらいなので、徒歩40分のところにあるどでかいスーパーに行ってきました。さすがに帰りはバスに乗りました。
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フレッドマイヤーというスーパーです。ほんとはスウェットパーカー的なのも買いたかったのですがクソダサいやつしかなかったのでやめました。ちなみに基本子供用から探しています。
パスタやでかいパックのオレンジジュースやクロワッサンなどを買い、バスを待っていると、同じくバス待ちでやってきた青年にトマトソースの瓶をカチ割られました。割られたことよりも中身が飛び散っていろんなとこについたことのほうがショックでした。
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ごめん、すぐ買ってくるから!!と新しいトマトソースを買いに行ってくれた彼はアラスカ大学でバスを降りて行きました。アラ大の学生さんだったんでしょうか。なんかもうスーパー行っただけですごいつかれました。

写真の曇天模様を見てなんとなく感じている方もいるかもしれませんが、めっちゃ寒いですこっち。めっちゃといっても11度とかですけど。お客さんと雑談してたバスの運ちゃんも「もう夏は終わりだよ!」とか言ってました。早く日本に帰りたいです。涙はここ数日出なくなりましたが帰りたい欲は強まっています。

アンカレッジで11泊ならともかく、フェアバンクスで11泊って何すりゃいいんだよーーーー!!!!!